ストーブの温かみを感じながら。

こんばんは。季節は春、とは暦の上だけで。ここの土地は冬真っ盛りです。
マイナス20℃以下に最低気温がなる日もしばしば。
でも、そんな暮らしにはもう十分慣れましたけど。

ここでの暮らしでエアコンは要らないや。というか、最近は取り付けている方も増えてはおりますけど、古い、というと語弊がありますが。北海道の気候に合わせた造りの住宅には、エアコンは大変なんですね。
部屋と部屋は壁も断熱材がありますからしっかりと区切られてますし、室外機も雪の対策をして設置しないと大変ですし。
生活で使う部屋にすべて取り付けたら、エラい金額のお話になりますよね。

確かに、夏に30℃越えたら欲しいっす!と思いますが、冬は本気で使うと後の電気代の請求が怖いですね。
だから、夏は扇風機とかサーキュレーターの方が適しているとは思います。

冬。室内はうちは他の方の家より多分寒いくらいではありますが。
それでも、灯油ストーブの1ヶ月分は、大体¥20000近いですね。
灯油はボイラーもあるから、厳密なストーブに費やす費用がわかりませんが。
しか~し、ストーブには良さがあります。
一般的な形のストーブならば、上に物が置けますよね。
最近のスリムなFF式ストーブだと、できないですが。
それを生かさない手はありません!
侮れないエネルギーがあるので。ストーブをつけてる時に湿度の調整も兼ねて、ヤカンに水を入れて置いておきます。
当然温まって段々とお湯になりますので、便利。
例えば、料理するのに、使う水をストーブの上のヤカンのものを使えば、ガスの節約にもなりますし。
他の料理をするのに、先に作ったものを保温したい時には、ストーブの上に置いておくことで、冷めないで済みます。

本音を言えば、薪ストーブなら、カッコいいなぁ、と思いますが、鋳物の薪ストーブはお値段もしますので、なかなか・・・。

ストーブで時間をかけて、煮込み料理なんてのも、オツなものですね。
最初の仕込みは、ガス使うのだろうけど、その後はストーブの上でコトコトと。
その風景が私はとても好きなのです。
なんかステキな感じしませんか?

薪ストーブだと、さらに幅が広がると思います。薪を焚べるところのスペースがあれば、天然の火力でオーブンまでは厳しいかもしれないけど、それに近いことに使うこともできますよね。

また、エアコンの空気と異なり、ほんわりとした温かみもありますね。風が対流する訳ではないので、自然の流れで暖まるのです。

ワタクシ、そんな冬のこの土地の暮らしが好きなので嬉しいのです。
甘いだけではないのですけど、外は大変ですしね。路面はツルツルで、気温の高い次の朝冷え込むと、恐ろしいです。スケートですからね。
雪が降れば、どんなにツラくても雪跳ねもしないと大変です。後で、なんてしたら凍結して難儀しますから、早めに対処するのが一番。

寒いのは、当たり前。でも、空気が澄んでいて、時にはとても気持ちよくさえ思います。都市などではない田舎に住むとそう思います。
寒い反面、人はあったかいです。ステキな方が多いので、頑張らねば!となりますね。

土地と風土と共に暮らす。まだまだ先の遠い目標ですね。
そういや、ワタクシ、冬生まれだったな・・・。
都会的なものも嫌いじゃないけど、こっちの方が息切れしないで、素直に生きられるような気がします。
人それぞれに合う風土ってのは、やっぱりありますね。

2017.02.05